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ちょっといい話 [その他]

いやね昨日TV見てて ちょっと感動したね。

恐喝、万引き、喧嘩で警察に補導された回数 数十回・・・
そんな少年が売れっ子絵本作家として
花々しい表舞台に躍り出て行くお話でした。


やんちゃ極まりない少年がなんと保育士の専門学校に入学するのです。
理由は、可愛い女の子が多いから・・・ただそれだけ(笑)
(その理由は、分からない訳ではないが・・・僕としては・・・(^^ゞ )

その中に 洋子ちゃんと言う今まで出会うことのなかった まったく異質の女の子
穏やかで、優しく、明るい女の子 もちろん可愛い。

少年は、なんとかその女の子の気を引こうと自分をアピールし始めました。
とにかく洋子ちゃんが気になってしょうがない いろんな事が知りたいのです。

少年 『ようちゃんの好きな事って何?』

洋子 『私、絵本が好きなの』

少年 『俺も絵本が好きなんだよ!絵本作家が夢なんだ!』

まったくのウソです。洋子ちゃんの気を引きたいただそれだけ・・・


洋子 『じゃ今度 読ませて!』


さー困った・・・今まで絵なんて書いた事もないのに 子供の夢の詰まった
絵本なんて書ける訳がない。


少年は、洋子ちゃんの喜ぶ顔が見たくて必死で書いた。
洋子ちゃんは、その手作りの絵本を喜んで読んでくれた。
少年は、その喜ぶ顔が見たさにいっぱい書いた。

そのうち少年も口から出たでまかせの夢でも その気になってくる
ある日、二人で大きな書店で絵本をみた帰り

少年 『俺もこんなでっかい書店に自分の書いた絵本を並べてやる!』
その場の勢いで出た言葉だった。

大好きな洋子ちゃんの前で公言したからには、やらなきゃいけない状況
になってしまった。
とにかく書いた。ひたすら書いた。

書いた絵本をいろんな出版社に持ち込んでみるが何処もそっけない返事ばかり・・・

どんな絵本が売れるのか?いろんな絵本も読みあさった。
800冊以上の絵本を読んで勉強した。
そしてまた書いた。600冊の絵本を書いて出版社に出向いた。
これでダメなら諦めよう・・・

結果は、やはり変わらず・・・

そんな時、洋子ちゃんが言った。
『出合った頃に書いてくれた絵本の方が面白かったよ・・・』って

そう 洋子ちゃんの喜ぶ顔見たさに必死で書いてた あの頃の絵本。

少年は、気づいた。
出版だけを目標にして いろんな絵本を読んで書いてきた絵本
一番大切な事を忘れていたのです。



読む人の喜ぶ顔が見たい・・・




少年は、洋子ちゃんの喜ぶ顔が見たくて また書いた。



洋子ちゃんは、凄く喜んでくれた。




現在 少年は、売れっ子絵本作家



洋子ちゃんと3人の子供に囲まれて。。。





天才なんて居ないと思います。
ただスタートラインが一緒でもセンスの違いがあるだけだと思います。

才能がある ないって言葉を耳にしますが 何か物事をやろうと思い実際にやる
事こそが その人の才能だと思うのです。
またそれを情熱をもって継続することが 天才だと思うのです。



僕は、継続が苦手です。




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yosi

いい話ですね。
それってドラマか映画になるのでしょうか。
僕だと600話なんてとても書けません。
才能というか情熱と言おうか、
目的があると力が出てくるんでしょうね。(^_^)
by yosi (2010-11-02 16:33) 

もっち

yosiさん

エロ根性と言うべきか 女の力は、偉大です。(^^ゞ
まあ~それだけ頑張れるほど好きだったんですね。

僕の場合 好きになった女性の為にそこまで出来るか疑問です。
ただの根性なしですから・・・(^^ゞ

やっぱ若さですかね~?
by もっち (2010-11-02 20:24) 

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